9/15十五夜、月見団子と食のバリアフリー


今日は旧暦の8月15日、十五夜です。

 

昔の日本は太陽の動きに合わせた陽暦ではなく、月の動きをもとにした陰暦を採用していました。

そして毎年旧暦の8月~9月にかけて、空気が澄んで見える満月(十五夜)は特別美しいとされ、「中秋の名月」を愛でる月見の宴が催されるようになりました。

また月が満ちていく様子が、穀物が実っていく様子に重なり縁起がいいとされ、お供え物をして穀物の収穫を喜び感謝するようになったと言われています。

(9月15日だから十五夜なわけではありません。また残念ながら今年は満月でもなく、十三夜です)

 

さて、お月見といえばやはり月見団子ですよね。このお団子、皆さん何の粉から出来ているか、ご存知ですか?

スーパーに行くと「上新粉」というものが売られていますが、この上新粉が団子の材料です。

そして上新粉の原材料表示を見ると、「うるち米」と書かれているかと。そう、上新粉はお米の粉から出来ているんです。

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上新粉とだんご粉、どちらを使ってもOK

 

月見団子は、上新粉に水を加えてこねて、熱湯で茹でるだけで簡単に作れます。

我が家でも、先日食育を兼ねて娘と月見団子を作ってみましたが、とっても簡単に出来ました。

ただ、そのままだと味がないので、スーパーで売っている缶詰のゆであずきと、きな粉みたらしの3種類のトッピングを用意。

みたらしは、醤油・みりん・砂糖で作るのですが、ムスリム対応を想定して、愛用している横井醸造さんのハラール認証みりん風調味料を採用しました。

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一般的なゆであずきの原材料。値段が高いものほど、材料がシンプル

 

こんな風に、日本で昔から食べられてきた和菓子は、基本的に動物性の原材料が入らないので(砂糖をちゃんと選べば)、ベジタリアンでも食べられるものがたくさんあります。

 

今回の月見団子についていえば、ムスリム対応、ベジタリアン対応に加えて、卵アレルギー、乳アレルギー、みたらしを除けばグルテンフリー&小麦アレルギーなどにも対応可能です。

バターや卵、小麦粉が主体の洋菓子だとこうはいきませんから、改めて日本の伝統的な食文化が食のバリアフリーを実現しやすい、素晴らしいものだと再確認できますね。

 

今夜の東京は曇り空のようですが、皆さんも日本古来の伝統行事をぜひ楽しんでください。

 

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