ムスリムフレンドリーキッチンの条件


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2015年9月28日、御徒町にあるモスク「マスジド・アッサラーム」のナジール先生を訪問しました。日比谷線仲御徒町駅から徒歩3分ほど、美しいトルコブルーが印象的なモスクです。

ナジール先生に初めてお会いしたのは、同じ9月上旬に台東区が開催した「ムスリムウェルカム講習会」。先生は講師としていらっしゃっていました。

大変分かりやすいお話しと、優しいお人柄の先生に、私の取り組みについてアドバイスを頂きたいと思い、この日はハラルキッチン開始のためのたくさんの質問を準備して初訪問!

 

まず「日本全国どこに行っても、ムスリムの方が安心して食事が出来るようにしたい」という私の思いと、ハラルキッチン実験のブログ公開について説明させていただくと、ムスリムのためになると笑顔で賛成してくださいました。(良かった!)

私は自分がムスリムじゃないので、ムスリムのためと思ってやろうとしていることが本当に当のムスリムに受け入れられるのか、自己満足になっていないかと心配してしまうのですが、方向性が間違っていないと分かって、ここで内心ほっとしました。

 

それから、この半月ほどかけて準備してきたキッチン周りの収納や調理器具、調味料について間違えていないか細かく質問。

私が目指しているのは、ハラルといっても完全なハラルではなく、同じキッチンにアルコール・豚肉由来の食品もある「ムスリムフレンドリー」レベルなのですが、冷蔵庫・冷凍庫での商材の保管方法をきちんとすれば、私の場合はムスリムフレンドリーキッチンとして認めていただけるとのことでした。

具体的には以下の注意点を頂きました。

 

<ムスリムフレンドリーキッチンの条件>

・まな板やフライパンなどはすべて専用の調理器具を使うこと

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→我が家はハラル専用のまな板、包丁、ザル、フライパン、フライ返し、菜箸などを購入しました。

 

・調理器具の保管場所は、一般のものとは区画を分けること

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→我が家はキッチンを整理して、1つの引き出しをハラル専用にしました。

 

・洗うときに、専用のスポンジを使うこと (普通のスポンジは、ハラームなものに触れてしまうのでNG)。洗剤はアルコールフリーならOK

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→家にあった新しいスポンジをハラル専用スポンジとして使用。保管するときも、シンクにおいてしまうとハラームなものに触れる危険性があるので、ハラル専用引き出しに収納しています。

 

・調味料は、アルコール・豚由来の添加物のない調味料を使うこと (中身に問題がなければ、ハラル認証を取っている必要はないとのこと)

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→和食でよく使う味噌、醤油はアルコール無添加のものに変更。お酢もアルコールが入っていない純米酢にしています。

お砂糖については、「今は気にしなくていい」とのことでしたが(人によって白砂糖を嫌がる方がいるとか)、より自然に近い作られ方をしたもののほうが体に優しくハラルの考えに合っていると思い、マクロビでも取り入れられるてんさい糖にしました。

 

・ハラルな食材だけで調理すること(特にお肉。魚や野菜はもともとハラル)

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→モスクの帰りに、ハラル食品専門店で、ブラジル産ハラルチキンを購入。モモ肉2kgで1700円くらいだったかな?100gあたり85円とブラジル産だけに安かったです。

 

・冷蔵庫や冷凍庫内での保管について、豚肉とハラル肉を同じ庫内に入れるのはNG。場所を分けたとしても同じ庫内だと混じってしまう可能性が高いため。

・お酒については瓶詰されていて直接混じることがないので、同じ庫内にあってもOKとのこと (これが意外でした!)

→家庭用の普通の冷蔵庫しかないので、野菜室をハラル専用として使うことにしました。そこには白ワインなどのアルコールも入れたままです。

冷凍庫については、豚肉を入れないというmyルールを設置!これ、結構日本人には難しいと思うのですが、実験のため致し方なし。

 

ポイントは、とにかくハラルなもの(許されるもの)とハラームなもの(許されないもの)が混じらないこと!

先生のご指導を受け、まずはムスリムフレンドリーキッチンとして活動開始です!

 

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